パートナーと行う小周天瞑想でエネルギー循環を促進する

リラクゼーションといえば、まず思い浮かぶのが瞑想です。その中でも、小周天瞑想は古くから愛され、体全体を包み込むようなリフレッシュ効果があります。今回は、パートナーと一緒に小周天瞑想を行うことで、エネルギー循環を促進させて心身の健康を改善する方法をご紹介します。 小周天瞑想は、体内に巡る気の循環を促進させ、自然治癒力を高める効果があります。しかし、一人では難しいと感じる方も多いでしょう。そこで、パートナーと行う小周天瞑想では、お互いに手をつなぎながら行います。パートナーの存在が、共感力を高め、瞑想の力を引き出すきっかけになります。 まず、背中を合わせて座ります。手をつなぎ、目を閉じます。深呼吸をしながら、体をリラックスさせます。その後、お互いの手のひらを感じながら、体内に空気を取り込むような気をイメージします。吸い込んだ気は、頭頂部から手足先まで循環して、徐々に体内を巡ります。 気の循環がスムーズになると、体内に溜まった毒素やストレスが排出され、新しいエネルギーが巡るようになります。手をつないでいることで、お互いのエネルギーが交流し、より効果的にリラックス効果を得ることができます。 続けて、吸った気を胸や腹にため、赤い気を頭頂部から循環させます。赤い気は、鎖骨をくぐり、間欠泉、丹田といった重要なツボを刺激しながら、背中を伝わっていきます。そして、手足先まで巡った気を、天地五行の縁の下を通る気として地中深くまで降ろします。 この瞑想を繰り返すことで、パートナーと一緒に体内のエネルギー循環を促進させ、自律神経を整えます。また、お互いの存在が、リラックスして瞑想することによる更なる健康効果を倍増させます。リラクゼーションとパートナーとのコミュニケーションを同時に楽しみたい方に、小周天瞑想はおすすめの技法です。